暗記が通用しない。
こんにちは、
北大家庭教師センター松浦です。
中学生の定期テストが返ってきて、
結果を見ながらこれからの勉強のことを
考えている頃合いかと思います。
私が一番変化を感じているのが
社会や理科で
いわゆる"暗記"が通用しなくなってきている
ところです。
よく大人世代は
「社会や理科は暗記教科だ!」
「用語を覚えるだけで得点が取れる!」
と考えがちですが、
実はそうでもないのです。
出来事を説明したり、
表やグラフから読み取ったり、
それを端的に文章でまとめたり、
そういった力が求められる問題が増えています。
その結果、何がおこっているかというと、
社会・理科の平均点が低くなっています。
もっと言うと、
平均点が高い時と低い時のバラつきが多くなっています。
教科書中心の易しい作りの時は高くなり、
読み取りが必要な問題や記述問題が多い時は低くなります。
(その出題は、作成する先生で異なります)
では、それにどう対応するかなのですが
【口頭で語句の説明】をさせるのが
シンプルで最も効果的な勉強のやり方だと思います。
例えば教科書を読んでいて
太字の語句が出て来たらその説明をしてもらう。
一問一答の問題集であったら、
答えの用語の説明をしてもらう。
(だいたい問題文と同じ文書になります)
理解度をチェックするのと同時に
記述問題の対策にもなるのでオススメです。
慣れてきたら
実際にノートに説明を書きおこすと
より本番に近い形で練習ができます。
この説明する力は社会・理科に限らず
日常のいろんな場面で活用すると鍛えられます。
答えを教えず
「どういう意味?」「説明してみて!」と
あえて先回りして答えを教えないように会話をします。
それでも自然な会話の中で
説明させる機会を増やすことができるのは
小学生まででしょうか。
中学生以降になってやり過ぎると
乗ってこないケースが増えてきますので、
そうなった時は家庭教師にお任せください。
授業の中で質問攻めにします(笑)。
数学・英語を教えて欲しいという要望が多いですが
社会・理科で伸び悩んでいる人も
勉強のやり方、ぜひご相談ください!