[vol.3] 個別指導塾の特徴

一斉指導塾よりも比較的新しい指導の形態です。大きく分けると、以下の2つに分類できるでしょう。

 1)教師1:生徒2~3人のグループ指導

 2)教師1:生徒3~10の集団個別指導

 

教師1:生徒2~3のグループ指導

【良いところ】
◯ 個別のブースに分かれている場合が多い
◯ 教師1人に対し生徒の数が決まっている
◯ 一斉指導よりも質問がしやすい
◯ ある程度、先生が選べる
【気をつけるべきところ】
× 1対1ではないので、教えてもらえる時間が分散される
× 教えてもらうのは交互なので、ワークを解いているだけの時間が長い
× 完全担任制ではなく、曜日によって先生が変わる
× 担当がはっきりしなく、指導の方向性がまとまらない場合がある
× テキストや問題を解くだけになりがちである
× 追加のコマ数によって料金が高くなる場合がある

 

1対1ではないので、
一人の先生が生徒Aに教えている間、生徒Bは問題演習。
時間が経ったらその逆、という流れで指導が進みます。
そのため、ワークを解いているだけの時間が意外と長いのです。
料金的には1対1の家庭教師と変わらない場合が多いので、
指導形式をよく確認された上で選ぶと良いでしょう。

 

教師1:生徒3~10の集団個別指導

【良いところ】
◯ ブースで句切らずオープンスタイルで、雰囲気が明るい
◯ 生徒個別に学習内容が決められる
◯ 周りのペースを気にせずに、どんどん勉強が進められる
◯ 教師1:2~3に比べ、費用は安く受けられる
【気をつけるべきところ】
× ブースで句切られていないので、周りが気になる場合がある
× 教師1:生徒2~3よりも、質問の頻度は減る
× 問題やプリントを解くだけになってしまう場合がある
× 先生を選んで受けられる形式ではない

 

教師1:2~3の形に比べ、自分の力で問題を解く時間が多くなります。
その分だけ割安ですし、たくさん問題を解きたい生徒には合うと思います。
ただし、塾によっては問題やプリントを解くだけになりがちなので、
どのような方針を持って指導しているのか確認した方が良いでしょう。

 

個別指導の特徴

【問題集 or プリント教材】
基本的には、塾専用のテキストを使用する場合が多いようです。
中には、個別指導の形を工夫して、独自のプリント教材などを使用する場合もあります。
一言に個別指導といっても、テキストやプリントの使い方は多種多様なので、
実際に体験してみるのが一番かもしれません。

【教師について】
教師は責任者のみ社会人の専任講師で、その講師が生徒の成績や学習状況の管理を行います。
実際に指導を担当するのは、学生の教師である場合が多いようです。
一斉指導のような学年や学力によるクラス分けはされません。

【オーダーメイドの指導??】
よく『オーダーメイド』の指導と称して、生徒に合わせた指導を売りにしていることがあります。
聞こえは良いのですが、方針やカリキュラムがなく、生徒に合わせて手当たり次第に
「わからない」と言われたところを教える指導を『オーダーメイド』と称している場合があります。
塾としてどう生徒を伸ばすのか、指導方針を確認しておきましょう。

 

個別指導塾の魅力と注意点

一斉指導塾よりも個別に対応できるのが、個別指導塾の魅力です。
解説してもらってわからないところは、立ち止まって丁寧に教えてもらうことができます。
指導の中身が簡単だったり難しかったりした時は、それを調整することができます。
宿題の指示や家庭学習の管理は、一斉指導塾よりも細かくしてもらえます。

ただし”個別”指導塾といえども、一人ひとりに全く異なった対応まで求めることは実質難しく、
ある程度決められた枠組みの中での個別対応になります。
そのため、5段階評価であれば3~4以上の成績のお子さんでなければ、
思ったように効果が出ない場合があります。
その理由は、勉強で抱える問題点の本質にまで切り込めないからです。
そこが、個別指導塾と1対1の家庭教師指導の違いといえるでしょう。

個別対応の分、指導料金は一斉指導よりも高めになりますが、
1対2、1対3……1対10など、形態によって一斉指導なみの料金である場合もあります。
必ずしも先生の数で料金が決まるわけではありませんので、塾によって異なる指導形態と、
それにかかる料金をよく見比べて選ぶ必要があります。
比較的あたらしい指導形態なだけに、決まった形がないのです。

教室の維持費や教材費などの諸経費は必ずかかり、講習会も参加するものとして考えた方が良いので、
それも含めた上で料金を見比べた方が良いでしょう。

 

個別指導塾の特徴のまとめ

【メリット】
◯ 個別にカリキュラムが決まる
◯ わからないところまで戻って教えてもらえる
◯ 一斉指導よりも質問ができる
◯ 一斉指導よりも宿題をみてもらえる
◯ 時間数の割に料金が抑えられる形態も
【デメリット】
× いつでも質問できるわけではない
× 方針が定まらない場合がある
× 先生が必ず選べるわけではない
× 指導内容がさまざまで選びにくい
× 料金やシステムで費用がまちまち

 


失敗しない塾と家庭教師の選び方[目次]
▶[vol.1] 塾・家教はどのように分けられるの?
▶[vol.2] 一斉指導の特徴
▶[vol.3] 個別指導塾の特徴
▶[vol.4] 家庭教師の特徴
▶[vol.5] 通信教材の特徴

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