定期試験に向けた勉強の仕方

中学生・高校生の目標となる6月の定期テストまで、およそ2ヶ月となりました。今回は、それに向けた学習のポイントをお伝えします。

 

▼学校の2週間先取りを目指す

よく「学校の予習をした方が良いのか、復習をした方が良いのか」と相談されるのですが、基本は学校の予習をした方が良いと思います。

予習の目的は「勉強を先へ進め、テスト前の復習に専念する時間を作ること」にあります。試験範囲が発表されるテスト2週間前から本格的にテスト対策に入る人が多いと思いますが、【テスト対策=試験範囲を何度もくり返す=復習の勉強】です。つまり、早い時期から予習ペースを確立させて試験範囲を完成させておかないと、十分に復習する時間が取れなくなるのです。

また部活や習い事で忙しい人ほど、むしろ予習をしてください。学校の授業はその時間内に100%理解するように努め、家庭学習は自分のやりたい勉強に集中します。

予習の勉強を進めるためには、最初にある程度、試験範囲を予想しておいて、ざっくりとペース配分を決めておきましょう。

「数学は◯ページ~◯ページだから、50ページの予想。」
→「テストまで2週間を除けば50日あるから、50p÷50日=1p/日のペースでやろう!」といった具合です。

 

▼テスト2週間前からは復習に専念

上記のように2週間先取りの勉強が実現できたら、試験範囲が発表される2週間前の時点で、おおよその範囲の勉強が完成しているはずです。
復習は、テスト前で範囲を3周出来るように配分します。予習の時と同様に、ページ数を日数で割ってペースを決めます。

「数学は◯ページ~◯ページだから、50ページの予想。」
→「最初の1週間で1周するので、50p÷7日=約7p/日。」
→「次の4日で2周目を完成させるから、50p÷4日=約13p/日。」
→「最後の3日で3周目を完成させるから、50p÷3日=16p/日」といった具合です。

ただし復習では、すべての問題を解くことはありません。予習で問題を解く段階から間違った問題の通し番号に✕印をつけ、そこだけ復習します。復習が1周・2周・3周と進む内に✕印が重なった問題は、そこを重点的に見直します。

 

▼目標点に合わせてやるものを決める

学校でも目標点を決めていると思いますが、それは目指す目標点によってやるべき勉強が変わるからです。

例えば5教科500点満点で450点以上を目指す場合、学校の教科書・ワークだけでは不十分です。学校の教科書・ワークは早く終わらせ、難易度の高い問題集まで積極的に解いた方が良いでしょう。

しかし400点、各教科平均80点を超える目標の場合は、難易度の高い問題よりも、学校の教科書やワークなど目の前のものを完璧に仕上げることが優先です。
1教科あたり20点も失点するということは、勉強したことが”わかったつもり”となっています。基礎が固まってこその応用問題です。目にした問題が「100回解いたら100回正解する」くらいのレベルを目指しましょう。

最後に、300点を超えることが目標の場合は、学校の教科書やワークの中でも難しい問題は飛ばして、解くべき問題(得点できそうな問題)に的をしぼります。例えば優先して選ぶのは、教科書の太字やワークの重要語句です。
「1回解けた=テストで解ける」とはならないので、しぼった問題を何度も復習します。【復習の量=得点】といっても過言ではないので、とにかく時間いっぱいまで試験範囲をくり返し勉強します。

このように、目標点が決まるとやるべき勉強も決まります。ただワークを解くだけではなく、何のために目の前の勉強に取り組んでいるのか明確にすることで、同じ勉強でも効果が大きく変わります。
定期テストに向けて”今”からがんばりましょう!

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