【学年別】夏休みの勉強方法のまとめ

いよいよ来週から夏休みです。(高校生や中高一貫生はすでに夏休みのところもありますが)
前回のブログも夏休みの勉強について触れましたが、今回は学年ごとに勉強法をまとめておきます。
くれぐれも「まだ時間がある…」と、何となく過ごして終わることがないように!

 

【全学年】学校の課題はすぐに終わらせる

小中高すべての学年で「夏休みの課題」が出されますが、早めに終わらせてください。できれば、7月中の完成が理想的です。

7月中に完成すれば、夏休み明けに実施される学校のテスト関係の対策に、入念に取り組むことができます。定期テスト・漢字や英単語テストなど、成績に関係するものが多いので、しっかり得点して内申点を稼ぎましょう。またテスト対策の他に、次に紹介する【自分で決めた勉強のテーマ】に集中して取り組めます。

夏休みのように時間があると、「まだ大丈夫。」と先延ばしにしがちです。夏休みの学校の課題は、ぜひ前倒しで完成してしまいましょう。

 

【小学生】読み・書き・計算力アップ

小学生の内に一番身につけておいて欲しいのが、【読み・書き・計算】といった基礎学力です。この力が伸びると、手が止まらずにスラスラ勉強できるようになります。例えば同じ1日30分の勉強で、10ページ進められるA君、5ページ進められるB君、2人の小学生がいたとします。1日だけ見れば5ページの差かもしれませんが、これが1ヶ月・1年と積み重なると大きな差となります。

したがって小学生は、計算や漢字の書き取りを1日10分で良いので毎日実施してください。ランニングと一緒で、1日だけ勉強したからといって激変することはありません。まとめてやるのも、あまり意味がありません。やると決めた量を地道に毎日続けることで、少しずつ基礎学力が養われます。

 

【中1.2】さかのぼり学習/応用問題にチャレンジ

夏休みは学校の授業が進まないので、復習に力を入れたり、応用問題にチャレンジします。

「さかのぼり学習」は、数学・英語で効果的な学習法です。この2教科は「積み重ね教科」と言われており、前の学習内容とつながって初めて理解が深まる教科だからです。例えば数学なら[比例・反比例(中1)→1次関数(中2)→2次関数(中3)]といったように、学年を重ねるごとに内容が進んでいきます。

もし中2の連立方程式でつまずいているなら、中1の方程式の勉強をするべきです。中1の方程式の分数・小数がからんだ問題でミスが多いのなら、小学生の分数・小数の計算まで戻って勉強すれば良いのです。目の前の勉強で行き詰まりがあった場合、夏休みを絶好の機会として、わからなくなった根本のところまでさかのぼって理解を深めておきましょう。

一方で、定期テストや模試の目標が9割以上という人については、積極的に難しい問題に触れてください。定期テストや模試で9割以上取るためには、数問しかミスできないという、強いプレッシャーに打ち勝つ必要があります。そのため難しい問題をたくさん解いて、MAX100点の内、120点を取るくらいの余裕を作って本番に臨みましょう。

 

【中3】ABCテストに備える

中3は、9・10・11月の学力テストABC、11月の定期テストと続きます。この時期は受験対策と定期対策を平行して進めるので、どちらかといえば定期テスト対策を優先せざるをえません。つまり、夏休み中に学力ABCテストを迎えるための受験勉強を完成させておく必要があるので、【何を・いつまでに・どの位のペースで】進めるのか、計画を練って勉強しなければなりません。

お勧めは、受験用テキスト「ビルダー」のような、受験用の3年間まとめワークを用意する方法です。このようなテキストは、中1〜中3の習った範囲が1教科あたり約20単元ほどでまとめられています。したがって1日1単元進めれば20日完成、1日2単元進めれば10日完成と、簡単に目安が決められます。8/11の道コンまでに1周、9月の学力テストAまでに2周するなど、目標に合わせて配分を決めた上で勉強してください。

 

【高1.2】決めた問題集をやり切る

高1.2の人は、日栄社「〇〇日完成シリーズ」や受験研究社「トレーニングノート シリーズ」など、薄い問題集(市販)を用意することをお勧めします。上記の中3の例と同じく「14日(2週間)で1周する」などと配分が決めやすいので、効率よく勉強できます。しかし高校レベルでは、「ただ解ける」だけでは通用しません。14日間で1周したあとは7日間で2周目に突入するなど、しつこく同じ問題集を解くことで、スラスラ手が動くところまで鍛えます。

また目安としてはお盆中やお盆明けから、新学期の先取り、今回でいうと定期テストを9月の控えている学校が多いので、テスト範囲の勉強をすべてさらっておくことをお勧めします。夏休みが明けたら2〜3週間で定期試験なので、その頃には復習だけすれば良い状態に仕上げておきます。

高3の人は、まず受験に必要な教科をすべて洗い出してください。その上で「①夏休み〜8月一杯で、テキストA ②9〜10月一杯で、テキストB…」といったように、受験を想定した上で、夏休みに何を勉強するか決めてください。

 

【高3】読み・書き・計算力アップ

国公立と私立を受験する人で受験科目が大きく違うのですが、「受験勉強の追い込みは夏休みから始まるんだ!」という感覚で取り組んでください。ただし、あと8ヶ月というくくりでは長すぎて間延びしてしまうので、だいたい2ヶ月を区切りにして勉強のテーマを決めて取り組むと良いでしょう。

【7月〜8月】受験基礎養成
時間のかかる数学や英語を中心に、基礎レベルの問題集を完成させます。例えば数学なら白チャートや黄チャートのレベル、英語なら英単語やフォレストといった文法書などです。それ以外の教科も受験に必要な教科を1周はできるように計画します。いきなり難しい問題集にこだわるよりも、100%の理解を求めて立ち止まらずに、すべての範囲を1周させることを優先させると良いでしょう。

【9月〜10月】応用力養成
数学・英語ともに「標準問題精講」シリーズのような、問題を精選して集められた問題集を使い、受験につながる応用力を養成します。
上記のチャート式やフォレストは、いわゆる”網羅系”の教材です。分量が多く全体感をつかんだり、得点につながるポイントを集中して覚えるのには適していません。したがって、【(1)精選された問題集を使い入試でポイントとなる点を集中して学ぶ (2)知識が不足したらまた網羅系で復習】といったように勉強します。

【11月〜12月】実戦力養成
センター過去問や2次試験過去問を使います。いまの実力でどのくらい通用するか試し、不足している部分については、今まで使ってきたテキストで復習します。

【1月〜2月】最終チェック
受験直前なので、新しいことはしません。今まで使った過去問や模試を解き直したり、不足部分を再度持っている問題集で復習します。

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