当センターは、札幌市にて昭和49年創立しました。当時まだ北海道に家庭教師派遣業者はなく、私自身も学習塾を経営しておりました。その学習塾で講師募集をしたところ、3ヶ月間で200名もの北大生からの応募がありました。面接、筆記試験、研修、実習などのハードな試練を乗り越えた10名を結局採用しましたが、採用から惜しくも漏れた残り190名の北大生も非常に優秀かつ子供の教育に対して情熱的で、『何とか教育に関わるアルバイトをお世話してあげたい。』との思いが生まれました。そこで、新聞の4行広告に「精鋭の塾講師を家庭に派遣します。」と今では考えられないコメントを載せてみました。これが、北海道初の家庭教師派遣センターの始まりでした。
実際家庭教師を派遣してみると、家庭教師という仕事がただ単にお子様の学力を指導すれば良いというものではないことに気づきました。多感な時期のお子様にとって派遣される家庭教師の先生の影響は非常に大きいものと言えます。子供は身近にいる大人をしっかり観察しており、その大人たちから「大人になる」ということはどういうことか学んでいるのです。従って、派遣される先生たちは、この仕事の責任の大きさや重要性をしっかり理解し、お子様の見本になるような行動・考え方を身に付けなければなりません。
更にもう一つ派遣される先生が理解しておかなければならないことがあります。それは、『どんなお子様にも無限の可能性があり、それを引き出してあげることが我々の役目である。成績が上がらなければ、それは単に自分たちの能力不足に過ぎない。』ということです。当センターでは37年間24,000人以上のお子様に家庭教師を派遣しているのですが、ちょっとしたきっかけと頑張りで成績が上がった多くのお子様を見るにつけ、このことを痛感しました。例えば、学年ビリの440位の成績から6ヵ月後には何と5位まで上昇し、見事志望する大学に合格を果たしたお子様。家庭教師をつけてから学年1位を5回連続で取り続け北海道大学医学部に現役トップ合格を果たしたお子様など数多くの “奇跡”が実際に起こりました。これらの“奇跡”はすべてまぎれもなく本人の努力・能力の結果であり、家庭教師はその能力を引き出してあげたに過ぎないのです。しかし、同時に担当教師がそのお子様の努力・能力を“引き出す努力”を人一倍行っていたことも事実なのです。
当センターでは創業以来37年間徹底して研修にこだわってきました。それは、家庭教師という仕事を知れば知るほど、『指導する家庭教師が努力せずに、お子様の能力を引き出すことは出来ない』ということを身にしみて痛感してきたからです。研修では指導力のみならず家庭教師とはどういうことかを徹底して指導しています。そして今後もこの研修に愚直にこだわっていきたいと考えています。
更に昨年からは、家庭教師とご家庭のつなぎ役として、プロの家庭教師による“指導員”を設置し、全家庭教師にセンターの理念・考えを実践してもらえるよう指導・管理を行っております。成績が上がらない原因は、勉強時間の不足だけではありません。お子様の心に問題がある場合も非常に多いのが現実です。そして、この心の問題を解決するためには、多くの経験が不可欠なのです。この学生の家庭教師に最も不足している経験を“指導員”が補い、ご家庭と家庭教師が良い関係を築けるよう、そして様々な問題が生じた場合の相談相手としてサポートすることにより非常に効果を上げております。
“奇跡”は待っていても訪れません。行動することによってのみ訪れるのです。もしお子様の教育のことでお悩みであれば、まず当センターにご連絡下さい。新たな“奇跡”に出会えるよう、職員一同全力でお手伝いさせていただきます。
北大家庭教師センター
吉村 幸博










