今から定期テスト後の「受験勉強」をイメージ

多くの中学校・高校では、定期テストまで1ヶ月を切っています。もちろん今はテスト対策に集中してほしいのですが、最も差がつきやすいのは”テスト直後”。とりわけ受験生は、すぐに受験勉強に移る必要がありますので、その取り組みについてお伝えします。

 

[小6]中学受験

(1)小6内容の完成

小学生は定期テストがありませんので、今(5月下旬)〜夏休み(8月下旬)の約3か月で、小学校の学習内容の完成を目指します。
まず「小学生ワーク」など手元の問題集の残りページ数を数えてください。そして【ワークの残りページ数÷90日】を日数で割り、1日に何ページ進めるかペースを決めて取り組みます。
ペースがきつければ調整しても構いませんが、その分だけ秋以降の学習が大変になります。先延ばしにしないよう、土日や夏休みをフル活用します。

(2)受験対策

小6内容が完成した後に、「小学ビルダー」という受験用問題集を用意します。5.6年の総まとめ問題集で、受験に必要な基礎固めに最適です。
夏休みまでに小6内容が完成していれば、8月下旬〜10月下旬の2ヶ月はこの問題集に集中して取り組み、受験する学校の過去問につなげられます。①のように【ワークのページ数÷60日】とペースを決めて完成を目指します。

 

[中3]高校受験

(1)1.2年〜中3で学習した内容の復習

教科書や手持ちの問題集でも受験に向けた復習はできますが、分量が多すぎて現実的ではありません。まずは「ビルダー」「フォレスタゴール」といった、受験専用の問題集を用意するところから始めましょう。
受験用の問題集は、中1〜中3の夏までに習った内容であれば約20単元でまとまっているので、【1日1単元×5教科で20日完成】といったように、ペースが決めやすいのが特徴です。
理想的なペースは、夏休みまでに1周、夏休み中に2・3周とくり返し勉強する配分です。事前に「いつまでにどういったペースで進めるか」を決めてから取り組みましょう。

(2)中3の予習

復習の勉強と平行し、中3の先取り学習も進めます。
その理由は、夏休み明けの9月から定期テストに加え、学力テストABCが実施されるからです。そのため3ヶ月の間に4回テストというハードなスケジュールとなり、また学習内容の難しさもピークを迎えるので、結果を残すためには事前準備が必須です。
復習と予習を両立させるためには、当然、相応の学習時間も必要となってきます。【①復習1.5h+②予習1.5h】と、合計3時間が最低必要な学習時間です。しかし部活がある人は、引退する7月まで時間が取りにくいと思います。土日でカバーしたり、終わりきらない分は夏休みでバランスを取るなど、工夫しましょう。

 

[高3]大学受験

(1)高3内容の完成

学校の進度に合わせていると、受験に間に合いません(特に理系志望)。自分で教科書内容をどんどん先取りし、夏休みを終えるまでの2ヶ月で高3内容を完成させます。学校の授業は復習として活用してください。

(2)受験対策

受験用の問題集は教科書内容を完成させてからでOKです。しっかり高3内容を完成させて、夏休み明けから取り組めるようにしてください。
ポイントは「数学は○○、英語は△△」と、問題集を出来るだけ絞ることです。
高校受験に比べ、内容が広く深い大学受験は、決めたものを3〜4周繰り返し解くのが鉄則です。時間が不足しがちな現役生が色々な問題集に手を出してしまうと、どれも身につかず中途半端になってしまいがちです。不必要に難易度の高い問題集に手をつけるのも避けましょう。

 


例年、受験生に話しを聞くと「あっという間に受験が終わった!」という生徒がほとんどです。それだけやることが多く、やるべきことに集中して取り組んでいると、時間が経つのが早く感じるものです。
後から「もっとやっておけば良かった!」とならないように、定期テスト後の勉強の方向性を意識しつつ、目の前の勉強に取り組みましょう。

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