【小学生】夏休みドリル活用法
夏休みは、復習するのには絶好の機会です。
きっと、夏休みにドリルを買って勉強する小学生のお子さんも多いのではないでしょうか。
今回は、その夏休みの活用法についてお伝えします。
▼算数編
頭から順番に解くよりも、すべての範囲に触れることが大切です。
お勧めの解き方は、1問おきに解くやり方です。
【1周目】(1)(3)(5)と奇数番号を最後まで解く 【2周目】(2)(4)(6)と偶数番号を最後まで解く
問題集はたいてい、単元ごとに基本な問題から始まり、次第に難しいもの、応用的なものになっていきます。このようにやることで「10問の前半の5問だけで終わり、後半の応用問題に触れずに終わってしまう」というような、バランスの悪い進み方を防ぐことができます。
逆に1冊のドリルを通して解くことが出来るのでやり切る達成感があり、復習もできるので忘れにくくなります。
さらに余裕があれば、1〜2周目で間違えた問題を3周目として拾って解くと、さらに復習することができ、力がつきます。
▼国語編
国語が得意なお子さんはそのままドリルを解くだけで良いのですが、苦手なお子さんは、問題を解いても思ったように進められなかったり、本当に理解できたのかわからない場合があります。
【漢字の読み書き】 まず先に、漢字の読み書きを大切にしてください。漢字の書き取り問題に限らず、文章中や設問で出てきた漢字で読めない・書けない漢字が出てきたら、その都度、確認したり練習したりします。 【文章を書き写す】 問題に出てきた文章をノートに書き写します。書き写すことは、文章の中身を深く読むことにつながります。また漢字の読み書きの練習にもなります。 【文章の音読】 黙読するだけでは、意味がつかめなくても何となく読めてしまいます。つまることなく、一定のスピードでスラスラと読めることが大事です。
このようにただ解くだけでで終わらずに、書き写したり音読したりすることで、しっかりと理解しようと頭を使います。その積み重ねが文章を読む力、すなわち読解力につながるのです。
書き写すのが苦手なお子さんには、制限時間を設けることです。そして「今日は5分間で5行目まで書けたね。明日は何行いけるかな」と、励ましてあげるといいでしょう。うまくいったときにはウンとほめてあげてください。